楽譜販売者にオススメ! 採譜・耳コピを効率化するWin/Macツール


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楽譜作成をされる場合、CDやmp3の音源をもとに採譜して、ピアノやアンサンブル用にアレンジされている方が多いと思います。


同じ曲でも販売者によってアレンジは様々でオリジナリティが発揮できる部分でもあります。
一方でメロディラインやベースラインやオーナメントを忠実に再現する場合には、専用のツールを使うと非常に効率的に採譜する事ができます。

ここでは、3/16発売のソフトウェア「Pitch Switch(ピッチスイッチ)」をもとにご紹介します。

pitch switch


※Pitch SwitchはWindows版とMac版がありますので、お使いの環境に合わせて利用しましょう。


採譜時につまづきやすい箇所

難解なフレーズや、テンポの速い曲の耳コピは訓練が必要です。
コードに関しても、7thやテンションノートが含まれていたり、オープンコード、クローズドコードの聞き取りには苦労します。

ギターやピアノの速いアドリブソロの採譜

特にギターの速弾きや、ピアノソロのアルペジオなどはそのままのスピードでは聴き取りにくいものです。
リバーブやディストーション効果がかかっていると更に採譜の難易度が増します。

ピッチスイッチでは、好きな部分を繰り返してスロー再生する事ができます。
ピッチを保ったままテンポ調整できます。


イコライザーで聞き取りにくい音域のボリュームを上げる

楽曲によってはライブ録音のものもあり、特定の高音域や低音域が聴き取りにくい場合もあります。

このような場合は、Pitch Switchのイコライザー機能を使って特定の周波数のボリュームを上げ下げする事ができます。

イコライザー


ボーカルを取り除いて内声部を聴き取りやすく

ボーカルを含む楽曲の場合はメロディラインはわかりやすく聴き取る事ができますが、ピアノ、ギター、シンセ、ベースなどの伴奏部分が聴き取りにくいケースもあります。

このような場合は、Pitch Switchのカラオケ(ボーカル除去)を使用する事で、ボーカル部分の音を取り除き、伴奏部分を聴き取りやすくする事ができます。

※左右のチャンネルにボーカル部分がレコーディングされている楽曲に対して有効です。


カラオケモードをかける前の音源


カラオケモードをかけた後の音源


※曲名:Celestial アーティスト:Cats on Mars


Pitch SwitchはCDからの直接読み込みの他にmp3や、flac等様々なフォーマットの読み込みに対応しています。

対応フォーマットや、各種機能については以下のウェブサイトで確認してみてください。Windows、Macそれぞれに対応した体験版も配布しています。

各ソフトウェアについて